子どもへ教えたいこと〜ボール遊びから見出す情報処理能力〜
どうも、ださぽです!
さーぽには、幼少期のころにやっておけばよかった・・・と後悔していることがあります。
そればズバリ!
ボール遊び🏐!!
小学生の頃、昼休みにクラス全員で
ドッチボールをすることが恒例行事でしたが
その時間が何よりも苦痛でした。
クラスに絶対に一人はいましたよね?
ドッチボールの最前線で活躍するヒーロー🦸♀️が。
それに引き換え
- 逃げることしかできない人
- 逃げてばっかりでボールを投げることも、キャッチすることすらもできない人・・・
- とにかく、自分に向かってくるボールを凶器のように怖がってる人!
それが私、さーぽです!www
忘れもしません。いえ、忘れることができません。
さーぽが初めてボール遊びに参加したのは、幼稚園の年長(6歳)の時でした。
それが「ドッチボール」だったのです。
もちろん、6歳の頃にはボールの存在は知っていました。
当時、幼稚園の先生が、ドッチボールのルールをホワイトボードに書き
説明している様子を詳に思い出せます。
「外野の人がボールを投げて、そのボールを内野の人にぶつけたら・・・」
は?!ボールをぶつける?!?!
なんだこの野蛮で暴力的なゲームは!!!!!
6歳のさーぽは、こんなゲームをする意味が全く理解できませんでした。
さーぽに衝撃が走りました
ボールって人に当てるためにあったんだね。
さーぽの驚きをよそに、先生の説明は続きます。
「顔面に当てられたらセーフで・・・」
いやぁぁぁぁぁぁああ何がセーフだよ!!
ルール上、セーフとか言われも・・・
顔面にボールが当たるとか、普通にアウトじゃん
さーぽは、ゲーム中、始終、先生の背中に隠れて内野で過ごしました。
しかし、ゲーム終盤。
先生もついに外野に行ってしまい、陣地にはさーぽ一人。
当然のごとく逃げ回りながらボールをぶつけられて泣いていました。
ドッチボールという悪魔の遊びを発明した人を恨みました。
それ以来さーぽとボールの仲は険悪ですwww
小学校では、運動神経のいい子の方がモテていました。
クラスの中でもリーダータイプって感じでした。
運動ができる=すごい
当時の価値観はこれしかなかったのです。
さーぽは、自分が運動できないことは分かっていたし、
ボールを怖がる自分に、それなりにコンプレックスは抱いていました。
このままじゃダメだ
そして小学校5年生のとき、サンタクロースへ
クリスマスプレゼント🎁にドッチボールをお願いしましたww
1年に1度しかないクリスマスプレゼントは子どもの宝物です
その宝物を手に入れるチャンスを投げ捨てて
コンプレックスを克服しようと躍起になっていたのです。
苦手なことや、恐ろしいことが頭の中を支配して
さーぽは、本当に欲しいものを考えることもできなかったのです。
クラスでドッチボールをうまくできるようになる為だけに
父親にボールを投げてもらい、キャッチする練習に必死で取り組みました。
そんな真剣なさーぽを見て
「小さい頃、ボール遊びをさせてやればよかったねえ・・・」
母親も呟いていました。
最近読んだ育児書
「マンガでよくわかる モンテッソーリ教育 ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方」によると
乳幼児教育のためには「9つの知能」をバランスよく育てることが必要であることが説いてあります。
その中の一つに「運動」があります。
さーぽの教訓から「運動」の中でも、特に向かってくるものに対する恐怖心を克服できるように、幼少期は、なるべく早いうちから、ボールに触れさせるべきだと思います。
さーぽの経験上、球技が得意な子は、
自分の意志を持っていて、気が強くて、頼りになる子が
圧倒的に多かったと思います。
きっと、ボールだけでなく自分に向かってくる困難に対して
うまくキャッチしたり、受け流したり
いろんな処理能力を培うフィールドになっているのでしょう。
物事は全て芋づる式に繋がっているものですね。
広い視野を持って子を導くためには
今一度、自分自身のコンプレックスと向き合うことも必要かもしれません。