ださぽの家族会議室

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SNSのみからの情報収集が非効率であるたった一つの理由【新型コロナウイルスを例に解説】

どうも、ださぽです。

 

新型コロナウイルスが猛威を奮う、年度末。

決算やライフスタイルに大きな影響を与えていますよね。

来年度の生活や、感染した時の治療法、トイレットペーパーの在庫、マスク着用の意味など

不透明な事は沢山ありますが、それらの情報を皆さんはどちらから収集していますか?

 

SNSからのみ情報収集しているという方がいらっしゃいましたら

その発想は、すぐにでもやめた方がいいと思います。

コロナウイルスを例にとって解説、説明していきます。

 

結論、じゃあどこから情報集めるの?

SNSのライティングしている人が参考にしているデータや、情報を見ましょう!

ライターの人も人間です。無から記事を作成していません。

 

記事を書くために大元となるデータや、情報があるはずです。そこにアクセスしましょう。

コロナウイルスに関する情報でしたら、国(大学、研究機関)や政府の情報がベストでしょう。

 

厚生労働省のWEBページのQ&Aなど、結構読みやすいですよ

www.mhlw.go.jp

問11 これまで何人の方が退院され、そのような方にはどのような治療が行われたのですか?

国内で発症した事例、空港検疫又はチャーター便で帰国された方で、症状があって入院した1,140名のうち320名、症状がないが陽性の方144名のうち39名、クルーズ船から下船された方で陽性であった方712名のうち601名の合計950名を超える方が退院しています(3月26日12時時点)。この新型コロナウイルスそのものに効く抗ウイルス薬はまだ確立していませんが、これら退院された方々は、ウイルスによる熱や咳などの症状の緩和を目指す治療(対症療法)をうけました。具体的には、解熱剤や鎮咳(ちんがい)薬を投与したり、点滴等が実施されています。また、肺炎を起こした場合は、酸素投与や人工呼吸等を行うこともあります。

問12 新型コロナウイルス感染症で治療を受けた場合、治癒したと判断されるのはどういう場合ですか。また、新型コロナウイルスに効く薬はまだないのに、どうして治癒するのでしょうか?

発熱や咳等の呼吸器症状が消失し、鼻腔や気管などからウイルスを検出できなくなった状況を「治癒した」と判断しています。
また、この新型コロナウイルスそのものに効く抗ウイルス薬はまだ確立しておらず、ウイルスが上気道や肺で増えることで生じる発熱や咳などの症状を緩和する目的の治療(対症療法)として、解熱剤や鎮咳薬を投与したり、点滴等が実施されています。対症療法により、全身状態をサポートすることで、この間ウイルスに対する抗体が作られるようになり、ウイルスが排除されて治癒に至ると考えられます。

上記は引用です。

皆さんが疑問に思うであろう情報は展開されているものですね。 

SNSからのみ情報を集めることの馬鹿らしさ

SNSの記事は2次情報ばかり

SNSからのみ、情報を収集することをやめるべき理由としては

 

ズバリ

SNSに落ちている情報はほぼ全てが2次情報であるからです。

※すみません、ちょっと盛りました。

 

盛りましたが、しかしSNSで発信されている内容に2次情報は非常に多いです。

 

2次情報って何?

SNSのおもしろ系コンテンツで、同じような画像や記事が出回っているのを見た事はありませんか?

パクツイ(パクリのツイート)などの言葉が生まれるくらい、SNSの情報発信では

他人のアイディアを盗む事が一般的な戦略になっています。

※めちゃくちゃ不健全ですねwww

 

しかし、何もこれはおもしろ系のコンテンツばかりではありません。

役に立つ情報や、学術的な情報も、元は誰かのアイディアや、メソッドを利用しています。

 

例えば皆さんが読みたくない論文や、英語記事、新聞やニュースを代わりに読んで、

わかりやすい、伝わりやすい言葉に書き直しているのです。

このような手法をリライトと言います。

2次情報とはオリジナルの情報をリライトしたもののことです。

 

2次情報を収集するのがダメな理由

では、なぜ読みやすくて、分かりやすい2次情報を集めることがダメなのか。

 

伝言ゲームって知っていますか?

列を作り、先頭のひとがお題を確認し、一人後ろにいる人へ耳打ちし伝言し定期

一番後ろの人に正しく伝わっているか?というルールです。

 

この伝言ゲームの醍醐味は最後尾にまで伝言された言葉が、最初のお題から大きくかけ離れているところだと思います。

伝言の途中で、言い間違いや聞き間違い、ふざけたやつがいるから伝言が失敗するわけです。

2次情報はまさに、この伝言ゲームと同じような状況なので、信じるに足りないのです。

 

つまり2次情報にはリライトした方の誤った解釈や偏った意見が含まれているのです。

2次情報ばかりを収集していると、その偏った意見や、誤った情報が

「偏っていること」「誤っていること」に気が付くことができる可能性が低くなってしまうのです。

恣意的にねじ曲げられた情報を「生」の加工されていない情報と思ってしまいがちなのです。

 

そもそもSNSで発信するインフルエンサーと呼ばれるような方は、

発信する情報の内容で、自分自身をブランディングされていますので

大いに演出(嘘や、脚色を含む)された情報であることを知った上で読むべきです。

 

第一発信者の情報にアクセスした方が、正しい情報である可能性が高いのです。

 

2次情報もめっちゃ便利だから使おう

とはいえ、2次情報は面白いし、わかりやすいので活用していきましょう。

 

2次情報を活用する個人的なコツは3つ

  • ①情報を集める話題について基礎知識を持っておく
  • ②複数の意見を集める
  • ③専門性が高い情報を調べるときの最初の一歩にする

 

①情報を集める話題について基礎知識を持っておく

例えば、新型コロナウイルスについて調べたいときはいきなりSNSで新型コロナウイルスについて調べないで

「ウイルス」って何だっけ?、これまでのコロナウイルスってどんなのだっけ?

といった基礎知識を集めた上で調べましょう

 

②複数の意見を集める

SNSの情報には、嘘や極論的な内容が含まれている可能性があるので

複数の情報を集めた上で総合的に判断しましょう

 

③専門性が高い情報を調べるときの最初の一歩にする

SNSの情報はアホなユーザーでも分かりやすくするために、

専門的な内容でもキャッチーなワードセンスで紹介してくれています。

初学者は右も左もわかりませんが、SNSには初心者にも優しいコンテンツが豊富なので

「検索するためのワード」を探す感覚で見る事がオススメです。

 

例えば、「コロナ 検査」でSNS検索すると「PCR検査」や「検査の体験談」「各国の検査状況」などに関する情報を拾えると思います。

それらのキーワードを数点拾えたら、SNSからバイバイして

キーワードに関連する専門的な情報へアクセスしましょう!!

 

まとめ

人が不安に感じるものは、全て未知なものです。

不透明性が生活を脅かしているのです。

つまり知らないことを減らすという事は、不安を減らすという事です。

 

しかし、手に入れた知識に誤りがあれば不安はさらに大きな不安を呼ぶでしょう。

正しい知識を入手し発信することを心がけることが

コロナウイルス感染を防ぎ、不安を癒すのではないでしょうか。