ださぽの家族会議室

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発熱した妊婦が産婦人科を受診できない問題から垣間見える「出産経験」の価値上昇

どうも、ださぽです。

 

この記事では、発熱した妊婦が産婦人科受診を

拒否される問題について掘っていきます!

 

 

発熱がある妊婦が産婦人科へ通えなくなる問題

発熱の症状がある妊婦さんが産婦人科へ通えなくなるという

ケースがあるようですので、まとめていきます!

 

産婦人科の言い分

Twitterで目にしたお話なのですが

発熱した妊婦さんが、検査してコロナ陰性が確認できるまで

行きつけの産婦人科から来院を断られるケースがあるようです。

 

産婦人科としては、「コロナ陽性の疑い」を晴らしてから来院して欲しいというものです。

 

なるほど、ならば発熱したらPCR検査を受ければいいんだね

と思ったのですが、そうも行かない事情があるようです

 

内科の言い分

発熱の症状がある方が、内科へ来院されても

症状によって新型コロナウイルス感染の可能性が少ないと判断されればPCR検査を受けれないことがあるようです。

 

そりゃそうだ。発熱患者全員にPCR検査をする余裕がないなら

感染の可能性が高い方が優先して治療できることは大切でしょう。

 

産婦人科と内科の言い分が噛み合わない

あれ?でもちょっと待てよ。

妊婦が発熱して、コロナの可能性が低い場合はどうなるんだ?

 

 

産婦人科としては、コロナ陰性の証拠がないと来院NG

内科としては、コロナの可能性が低ければPCR検査は受けられない

つまり

妊婦が発熱してPCR検査を受けられなかった場合

熱が下がって2週間以上経つまで産婦人科へ通えないってこと!?

 

さーぽの通院している病院について調べてみた

念のため、さーぽが出産予定の産婦人科のHP確認すると

「熱がある場合は帰国者・接触者相談センターに連絡して指示に従うように」

としか書かれていませんでした。

 しかし、指示にしたがって相談センターに連絡するも

「コロナの可能性が低いので様子を見るように」と検査を断られるパターンもある。

 

つまり結局、具体的にどのような対応になるかどうかは

実際に熱などの症状が出てから

電話してみないと分からないわけです・・・

しかも、電話しても「様子を見て」と言われ検査できるとは限らない。

 めちゃくちゃ不安ですね

 

 妊婦の発熱のリスク

 

 

妊婦が発熱することによって下記のようなリスクがあるようです。

・流産

・切迫早産

・胎児の脳・脊髄への異常

 

 

発熱した妊婦が産婦人科を受診できないということは

流産や早産の可能性があるかどうかを確認できないということです。

 

そしてもしかしたら、家庭で分娩しないといけないかもしれない

しかも、それは早産などのリスクがついているという状況です。

 

出産経験の価値が釣り上がっている

結構異常な状況だと思いませんか?

これらの不安は、お金があれば、個人でお医者さんや助産師さんに依頼して

解決できるかもしれません。

 

しかし、お金がないと解決できない状況を是とするならば

出産は上流階級のみに許された贅沢な経験になりつつあるということなのでしょう。

 

子どもを授かるということは、誰にでもできるように見えて

そうではない世の中に変わっていくと思われます。